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北海道足寄町で羊飼いをやってるオトコが羊、牧羊犬、日々のことを綴ります
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昨日の夕日です。黒い点々(わかるかな?)が羊です。この風景は石田家の皆が好きな景色です。
 でもここで牧場を始めて最初の2年ぐらいはこの牧場の風景がキレイだって事に気付きませんでした。あるTV番組で放映された時に初めて自分の牧場の風景が綺麗だと知り、TVで見る牧場が本当に自分の周りにある風景だと信じられずに嫁と唖然としたことを今でも忘れられません。
 
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今日は朝から雨。でもショーはやらないといけないので急きょD型畜舎を片付けてショーをすることに。お腹の具合もだいぶ良くなったオリバーも卒なくやってくれ(まあ、狭い所でのショーだから当たり前だけど)、お客さんのノリも良くて良い感じでショーは進み後は毛刈りをしておしまい。さあするぞって時にショーを終えた羊の1頭が大ジャンプをして柵を飛び越え大脱走。先日に引き続き、またまたお客さんハプニングに大喜び。まあ、ほって置いてもどっかその辺でチョロチョロしてるぐらいだからいいと思ってそのままショーを続け、無事終了。バスを送り届けさあヤツを捕まえるかと思って探すけど、いない・・・。
牧場ではサウスダウン種を主体に飼っている事は前にも書いたけど,それ以外にサフォーク種、フライスランド種、ロマノフ種なども数頭います。これらをうまくサウスダウン種と掛け合わせることでサウスダウン種の短所を修正出来ればいいなと思っています。もちろんサウスダウンの持つ最大の特徴である肉の旨みは消さないように。まだまだコレだと思う掛け合わせにはなっていませんが、近づいてきているのは最近感じます。去年、今年共にコレはという羊が生まれてきているし、札幌のフレンチのシェフにも「すごく良い」と言ってもらえたので、来年辺りには良い羊がどんどん生まれのではと楽しみです。日本人には抵抗があるかも知れませんが(純血種とかに弱く、羊肉=サフォーク種と思い込んでいる)、雑種はいろいろな面で優れていると思います。確かに純血種は優れていますが、僕はより良い羊を作り出すために、そしてこの牧場、僕の飼い方に合った雑種をこれからも作っていきたいと思います。
 あれ?なんか字が大きいなー。ま、いいか。
 
牧場羊の殆どがサウスダウン種とその雑種です。日本にいる羊の殆どはサフォーク種(顔・手足の黒いヤツ)ですが、ここには10頭程度しかいません。なぜサウスダウン種かと言えば、それは自分が食べた羊の中で最も美味しいと思う品種だから。国産羊(特に道産)は輸入品と比べると遥かにどれも美味しいけど、サウスダウン種は別格(あくまでも僕にとっては)。一応≪肉めん羊の王様≫と言われるこの品種、日本では数頭しかいなく、純血種にいたっては120頭ぐらいしかいないのではないでしょうか(ちなみにこの牧場には70頭以上います)。ではなぜ皆この品種を飼わないかと言えば、体が小さく飼育が難しいから。手間が掛かる割に儲けが少ないと言うわけです.僕は自分が一番美味しいと思ったものを食べてもらいたいとの思いからこの品種にこだわっています。
 ちなみに今牧場には繁殖雌羊170頭、繁殖オス羊11頭、ラム200頭、育成50頭。ここ数年増頭計画で生まれた子雌羊の殆どを育成にまわしてましたが、今年の秋で繁殖雌羊が200頭を超えるのでこれからはどんどん肉もしくは繁殖用羊として売っていこうと思っています。これで少し経営が安定してくれると良いのですが・・・。
繁殖雌羊のババ達も売っていければいいなーと思っています。
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